薄着になるこれからの季節の体臭「自分のニオイは大丈夫?」
投稿者 :ワールドデオドットコムスタッフ on
基本的に誰にでも多少はあるものですが、自分にはわかりにくいものなのでわたし臭ってないかな?って心配になることもあると思います。
これからたくさん汗をかく時期がやってきますので、しっかりと体臭対策をしていきましょう。
体臭にはどんな種類があるのか?
体臭の原因には汗をかくことだけではなく、加齢臭や疲労したときに出る疲労臭など、さまざまな種類の体臭があります。
汗をかいた後のニオイ
普通にかく汗はほとんどが水なので臭いはありません。
主に水のようにサラサラとした汗を出す「エクリン腺」は体温調整のために、皮膚の表面から老廃物の少ない臭わない汗を出します。
ですが、もうひとつの汗腺である「アポクリン腺」から出る汗は、主に毛根部分に多く存在していて分泌物も多く含まれており、ホルモンの影響もうけて臭いの強い汗をかきます。
特に脇のアポクリン腺から出る汗は「腋臭」の原因となります。
男女ともに必ずある「加齢臭」
歳を重ねるごとにだんだんと臭ってくる加齢臭。
個人差はありますが、40歳を過ぎたら体内の「ノネナール」という臭いの物質が主な原因です。
男性の方が加齢臭はキツめのイメージがありますが、女性でも同じように「ノネナール」は増えていっており、あの古い油のような臭いを発生させます。
体の特定の部分、耳のうしろ、首のうしろなどが臭うというイメージが強いですが、頭や背中、そして脇の下も加齢臭を発します。
ほとんど上半身から加齢臭は臭ってきますので、加齢臭への対策が出来る消臭用の製品を使用したり、お風呂で皮脂や汗をこまめに洗い流してなるべく臭わないようにしましょう。
また、体の酸化を抑える成分、ビタミンCやE、ポリフェノール、コエンザイムQ10などにはノネナールの発生を抑える作用があります。
加齢臭は自分では気付きにくく自覚が無いことが多いので、なるべく気をつけて行きたいところ。
疲れているときやストレスが原因の「疲労臭」
疲労臭は体が疲れてしまって、疲労が蓄積したときに出る体臭です。
体内から発生するアンモニアが大きな原因になってニオイを発生させます。
疲労臭をなるべく出さないようにするためには単純に、疲労やストレスを溜め込まないことがとても重要。
出来ればお風呂はシャワーで済まさずに、お湯を溜めてゆっくりと湯船につかることをオススメします。
ゆっくりとお湯に浸かると、リラックス効果が高まり、疲労集を防ぐことができます。
また、気をつけないといけないのは肥満気味だったり便秘だったりすると多少体臭も強くなる傾向があります。
また、お酒の飲み過ぎも体臭を強くしてしまいます。
無理なダイエットからくるダイエット臭
食事制限だけで、無理やり痩せようとすると、体の中にケトン体と呼ばれる物質が発生して、体臭や口臭が独特のニオイになることがあります。
ケトン体は体を動かして運動することによって消費されていきますので、食事制限などのダイエットの場合は適度な運動でなるべく体を動かしましょう。
どちらにせよ、無理なダイエットは体に悪い影響が出やすいので気をつけましょう。
なるべく簡単に出来るニオイ対策
朝、出勤の前にシャワーを浴びる
シャワーを浴びるだけで皮脂の量が約1/3にまで減少します。
寝ている間にも汗はかいているので、寝汗をサッと洗い流す程度で良い。
自分で体臭が気になる人は朝のシャワーを浴びるだけで全然違います。
汗をかいたらしっかりと処理をする
汗は放おっておいたら、体の皮脂と雑菌が混ざり合い、臭いニオイを発生させます。
できれば1時間以内に対処したいところですが、こまめに拭き取ることが出来ない場合はなるべく清潔にしてから、消臭剤を使用しましょう。
体臭対策のための効果的な食事
抗酸化作用のある食べ物
ポリフェノールが含まれている、りんごやブルーベリーには過剰な活性酸素の働きを抑制して体臭予防に効果的です。
また、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEを多く含むキウイやナッツ類などもオススメ。
食物繊維
ごぼうなどの根菜類やきのこ、海藻類などは食物繊維が多く、体の中の老廃物を体外に排出しやすくなります。
発酵食品
納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を良くして、善玉菌の働きを助けます。
クエン酸
梅干し、レモンなどの酸っぱいものに含まれるクエン酸は疲労回復を促進して、疲労臭のもとになるアンモニア臭を予防します。